top of page
術衣風景.JPG
 レーザー蒸散術経験
2006年より、前立腺肥大症
に対するレーザー蒸散術を
開始し、執刀経験は実に、2000例を超える。
​安全な手術方法の確立

前立腺肥大症に対するレーザー蒸散術は、欧米では一般的な手術方法ですが、日本では輸血を要するような出血や術後に尿失禁をもたらすような手術方法が、標準治療とされております。

日本は高齢化社会の最前線に位置しており、加齢にともなう心疾患や脳疾患の合併症を持つ患者様が増加する傾向にありますので、従来の手術方法では、そのようなリスクを抱える患者様には対応することが難しく、レーザー蒸散術が開発されたのは、リスクを抱える患者様にも実施することができる、言うならば「社会的要請」に答えを出した手術方法であると考えます。私は、「どのような条件であっても、誰でも執刀できる」レーザー蒸散術の標準化を確立し、安全かつ効果的な手術方法で、患者様のQOL向上を叶えるべく、努めております。

​国内外で手術方法の啓蒙と指導

CVP(接触式レーザー前立腺蒸散術)の指導医として、全国の大学病院からクリニックまで、手術指導を行っております。

私の確立したCVPの手術方法は、「野村メソッド」という名前で全国的に普及しつつあります。

前立腺肥大症は、患者様の生活の質と直結しますので、手術後に、爽快な排尿をもたらせずに、苦しませたり悩ませたりしないように、個人の名称がついた「野村メソッド」ではなく、標準手術として、世の泌尿器科医に根づくよう、啓蒙をしていきたいと思います。

2年前には、中国から数十人の医師団が来訪し、手術見学をされました(右の写真)。前立腺肥大症手術が、白内障手術のように、世界中の患者様にとってハードルの低い手術として認識してもらえる、安全な手術として浸透させることが、私の使命だと思います。

CHINESE .jpg
bottom of page